自然災害に対処すべく「防災工事」、人と地域を守る「減災工事」、
環境に配慮した工事など各種のり面保護工法を紹介します。
吹付のり枠工法の中でも複雑な型枠を使用しない簡易吹付のり枠工法です。しかも従来の工法に比べ、コスト・工期・景観保全等において優れた効果を発揮します
長距離(ホース延長700m以下)・高揚程(直高220m以下)・高品質吹付工。
困難であった高所や長距離でのモルタル吹付工事をセパレートショット工法が解決します。施工範囲が従来工法より大幅に広く、吹付け直近で混合するため、品質の安定した密実性の高いモルタルが得られます。また、高所への機械設置や移設の必要が無く、仮設コストが低減できるため、それらに関わる工期を短縮できます。
近年、環境意識の高まりに伴い、地域の自然生態系の保全を図ろうとするニーズが高まっています。埋土種子を活用して生態系を守り、現存植生を復元することが目的のマザーソイル工は、施工予定地やその付近から採取した森林表土を利用し、その中に含まれる埋土種子集団(表土シードバンク)や土壌微生物によって自然回復を図る緑化工法です。
樹木を保全した斜面安定工法です。自然斜面上の木々や緑を残して、ロックボルトを多数打設することで斜面を安定させることができます。従来の工法とは異なり、樹木の伐採が不要なため、施工後も自然環境をそのまま保てる革新的な工法です。